1993
千住明
目覚めたい魂
眠りの間の妖精たち
いつかまた生まれた時のために
夏に春の祭典を!
薄紫の夜明けの呼吸
せめて翼をはばたかせ
それから
夜、届いた手紙
血糊のついた包帯のまま進軍しろという
谺になりきらなかったもの
錯覚する予兆
毳立ったずりおちそうなシーツ
綿帽子が飛ぶでしょう
アドレナリン・ハイ
眠らないで…狂気の使者は我にくる
蕾のみる夢
軍門、開かれる
湖面にうつる地平線をさざ波が
地霊立ち宇宙を駆ける
白夜祭のあとの午後
ひなげしの旅のむこうに
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